ネオンアート

空気中にある希少ガスに電気的高圧をかけると、色を伴い明るく発光します。真空の造形物の中でこの減少を起こさせると、造形物自体を発光体に変えることができます。これを創造的芸術に取り入れたものがネオンアートで、絵の具などの素材と同じように、光を使ってデザインや造形をおこない近代アートとして注目されています。
ネオンは、20世紀初め、フランス人科学者ジョルジュ・クロード・ネオンが照明に使う目的で特許を申請したのをきっかけに、広告産業への扉が開かれました。ネオンサインとしてアメリカで全盛を極めましたが、第二次世界大戦の影響でガラス生産量が下降し、やがてプラスチックが主流となりました。こうして、看板としての隆盛は衰えましたが、かわりに芸術家たちに歓迎され、ネオンが生み出す"光"と"動き"は、絵画、彫刻、映像など、あらゆるアートの分野で輝きを放ち始めています。



Violin and cheerful frend (2002)
台湾 新光三越にて展示



Ikebana (2002)
カレッタ汐留にて展示



Rhapsody (2001)



I'm famishied! (2000)



Seed (1997)



CACTUS (1997)



Dreams of LA (1997)
ロサンゼルス リリー・ラキッチ氏のもとで製作


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